アイロンビーズで使用しているクッキングシートにはこだわっていますか?
この記事ではアイロンビーズでの作品制作に慣れてきた方向けに、仕上がりを左右するクッキングシートのベースとなる紙に着目してクッキングシートを紹介していきたいと思います
アイロンビーズにクッキングシートって使えるの?と、疑問に思う方はまずこちらの記事を見てください
記事のタイトルが盛りすぎな感じもしますが、実際にアイロンビーズに適していないクッキングシートや自分のやり方に合わないクッキングシートを使用すると失敗の元になります
自分にやり方に合ったクッキングシートを見つけてみましょう
クッキングシートには大きく分けて2種類ある
クッキングシートはオーブンなどの調理の熱に耐えられるようシリコーンで加工しています
どんな紙にシリコーン加工を加えるかによってアイロンビーズでは大きく2つに分けられます
1つ目は、パーチメント紙をシリコーン加工したクッキングシートです
ざらざらとした質感でアイロンビーズに使用するとマットに仕上がります
メーカーや種類によって向き不向きが分かれやすく、アイロンビーズには適さないものも多くあります
2つ目は、グラシン紙をシリコーン加工したクッキングシートです
ツヤのある乳白色のクッキングシートでアイロンビーズに使用するとツヤが出ます
マットに仕上がるパーチメント紙
パーチメント紙ベースのクッキングシートの特徴はツヤのないマットな仕上がりです
アイロンビーズが冷めてもアイロンビーズとクッキングシート同士がくっつきます
PBなども含めて多種多様なメーカーが販売しています
しかしアイロンビーズに適している種類は多くなく、ビーズに熱が通りにくかったりペーパーだけが熱くなってしまう傾向があるのが難です
アイロンビーズに向いているパーチメント紙ベースのクッキングシート
旭化成 クックパー®クッキングシート
製品ページ(外部サイトに飛びます)
パーチメント紙ベースのクッキングシートはビーズが一気に溶け出すものが多く、使いにくいものも多い中、クックパーは熱が均等に通りやすく使い勝手が良いです
スーパーやホームセンターなど多くの店舗で取り扱っており、入手しやすいのも魅力です
熱が通りやすくツヤが出るグラシン紙
グラシン紙ベースのクッキングシートはアイロンビーズに使用すると光沢が出ます
ピクセルピコさんのつやプラシートやカワダさんのシャイニーシート程のツヤは出ませんが、お手軽に光沢感を出せるので一度に大量の作品を作る場合や大きい作品のツヤ出しにおすすめです
パーチメント紙ベースのものと比べて、アイロンビーズが熱いうちはビーズとクッキングシートがくっついていますが、アイロンビーズが冷めるとビーズとクッキングシートがはがれやすい傾向にあります
全体的に熱の通りがよく、アイロンビーズに適している種類が多いです
アイロンビーズに向いているグラシン紙ベースのクッキングシート
TOPVALU お料理がきれいにはがせる クッキングシート
※2021.11時点では廃盤となっています.
新商品「ツルツルしたシートできれいにはがせる クッキングシート」は未検証ですのでご自分の判断の元使用してください
コストパフォーマンスと使いやすさを兼ねています
TOPVALUのクッキングシートは、他のクッキングシートと比べてアイロンビーズが冷めると勝手にクッキングシートから剥がれやすい傾向にあります
これを扱いづらいと取るか否かは普段のアイロンがけのやり方によって変わってくるでしょう
手持ちのクッキングシートを見分ける方法
パッケージの裏面に記載されている材質の欄をチェックしましょう
グラシン紙にシリコーン加工を施したものには材質にグラシン紙と表記されています
一方パーチメント紙にシリコーン加工したクッキングシートにはシリコーン樹脂加工のみ記載されている場合が多いです
最後に:自分に合ったクッキングシートを見つけよう!
今回はクッキングシートの中でもベースの紙に着目して紹介しました
ベースの紙が同じでもアイロンビーズの溶け具合などが変わってきますので色々試してみましょう
また作品によってクッキングシートを使い分けても面白いと思います
- 仕上がり
- 熱の通りやすさ、ビーズの溶けやすさ
- 熱が均等に通るか
- アイロンビーズが溶けたときにビーズとクッキングシートがくっつくか
- アイロンビーズが冷めたときにクッキングシートからアイロンビーズが剥がれやすいか
- 価格、コストパフォーマンス
- 自分の生活圏での買いやすさ
以上の点に注意して自分に合ったクッキングシートを探してみてください