magicavoxelはボクセルをよばれる最小単位の立方体を組み合わせて3GCDを作成するソフトウェアです
2022年現在無料でインストール,ダウンロードできる上,CGの専門的な知識がなくても操作しやすいのが特徴です
この記事ではmagicavoxelの基本的なインストール方法について紹介します
- magicavoxelをダウンロードする
- .zipファイルを解凍する
- はじめにやっておきたい設定
magicavoxelをダウンロードする
配布サイトhttps://ephtracy.github.io/にアクセスします
いくつかボタンが並んでいますが,その中でも左側にある(Latest)と記載されているボタンをクリックします
ボタンの位置はmagicavoxelの開発状況によって多少変わります
PCにインストールされているOSに合わせて.zipフォルダをダウンロードします
今回はWindows11のPCにインストールするので,「MagicaVoxel-0.99.6.4-win64.zip」を選択します
OS,ブラウザ側で別途指定していなければダウンロードフォルダに入っているはずです
(「右クリック」→「名前を付けてリンク先を保存」を選択して個別に保存してもよいです)
ダウンロードが完了したら次のステップに進みます
.zipファイルを解凍する
ダウンロードしたフォルダを開き,先程ダウンロードしたファイルがあるか確認します
無かった場合はダウンロード先のフォルダの指定を間違えた可能性があります
「展開」を押して,解凍だけ先にしておきます
展開したフォルダ内にあるMagicavoxel.exeを選択して,無事に起動出来たらインストール完了です
インストールされたmagicavoxelの場所を変えたい場合,「MagicaVoxel-(バージョン名)-win64」フォルダごと移動させるだけでOKです
「Program Files」フォルダ内の他にも外部HDD,SSD,USBメモリ内にも保存できます
はじめにやっておきたい設定
インストールが完了した時点で操作はできますがインストール時にやっておきたい設定として2つあります
- 作業フォルダ(ディレクトリ)を変更する
- UIのフォントサイズを変更する
上記2つの設定は「magicavoxelフォルダ」内の「configフォルダ」にある「config.txt」で行います
作業フォルダ(ディレクトリ)を変更する
作業フォルダを変えるには「config.txt」4行目にあるdir_modelパラメータの二重括弧内を書き換えます
dir_model : [[$/vox]]
作業フォルダの指定には相対パス,絶対パスの両方が使用できます
今回はmagicavoxelのインストール先と関係ない絶対パスを使います
Windows11でフォルダの絶対パスを調べるにはエクスプローラー右にある下三角のボタンをクリックします
作業フォルダの絶対パスがコピー出来たら先程の「config.txt」を書き換えましょう
二重括弧内に書かれている$/voxを消去してコピーした絶対パスを貼り付けます
UIのフォントサイズを変更する
UIのフォントサイズを変えるには「config.txt」内のui_scaleパラメータ内の値を書き換えます
ui_scale : '1.125' // [0.5, 3.0]
コロン(‘)で囲まれた値を変更すると見かけ上の文字の大きさが変わります
0.5倍から3.0倍まで調整可能です
「config.txt」を上書き保存→magicavoxel起動を繰り返して見やすい大きさに変更しましょう
おわりに
ウェブサイトの更新を再開した際にmagicavoxelのインストール方法を紹介する記事がなかったので今回投稿しました
ソフトウェアのインストールをする際に参考ページのバージョンが古いと
少し不安になってしまうかもしれませんが,magicavoxelのインストール方法は基本的に変わりません
またmagicavoxelのアップデートもインストール時と同様に最新バージョンをダウンロードし,
ダウンロードしたフォルダを解凍,移動して各種設定ファイルの値の変更や移動を行います
この他インストール後にしておきたい設定としてこの記事で紹介した2つ以外に,言語設定を日本語にするということも思いつきます
しかしmagicavoxelの場合,別途日本語化ファイルをダウンロードし手動でファイルを移動させる必要があります
面倒ですが挑戦してみたい方は,以下の記事も参考に日本語設定をしてみましょう