アイロンビーズで作る箱のテクニックを応用すると,
忘れ物チェッカーもアイロンビーズで作ることが出来ます
この記事の図案では同時に6つのタスクを管理できます
更に自立するのでスタンドを使用せずに置いて使えます
必要な材料・道具
パーラービーズなどのハードなミドルサイズビーズを使用します
それ以外の大きさや硬さのビーズを使用するとスイッチの固さが変わって,
忘れ物チェッカーとしての機能が損なわれてしまう恐れがあります
- 本体の色(この記事ではオーシャンブルー) 1490個
- 文字の色(この記事ではしろ) 54個
- スイッチのつまみの色(この記事ではしろ) 162個
- タスク完了時の背景色(この記事ではスカイブルー) 54個
- タスク未完了時の背景色(この記事ではさくらいろ) 54個
ピンセットやペグボード以外にも必要な道具があります.作成前にご確認ください
- ペグボード(しかくL) 1枚
- ピンセット
- クッキングシート
- アイロン(ドライ有)
- PP・PE接着可能な接着剤
- 下敷きの代わりとなる素材
PP・PE接着可能な接着剤のひとつとしてコニシのボンドGPクリヤーがあります
100円ショップでも取り扱っており入手が容易です
下敷きの代わりとなる素材はいらないクリアファイルやプラ板などを使用します
切り取っても大丈夫なものを使用しましょう
パーツの作成
1.本体パーツの作成
A,B,D,G,H,Iパーツはアイロンをかけ過ぎると自立しなくなる場合があります
上記のパーツのアイロンをかけ過ぎたときはバリになってしまった部分をカッターなどで切り取ります
2.スイッチパーツの作成
スイッチパーツの図案を変えないでください
図案を変えてしまうとスイッチの固さが変わって忘れ物チェッカーとして機能しなくなる恐れがあります
パーツの組み立て
1.組み立て前の準備
使うときに便利になるようCパーツに下敷きの代わりを貼り付けます
この作業をしないと忘れ物チェッカーの上から文字を書くとき,
アイロンビーズの穴のせいで書いた文字がガタガタになってしまいます
下敷きの代わりとなる素材を,横5cm×縦12.5cmの大きさに切り取ります
切り取った素材はCパーツに貼り付けます
Iパーツをはめる方を左側に,Fパーツをはめる方向を右側になるように素材を貼り付けます
2.スイッチの作成
貼り付けるMもしくはNパーツの向きを軸となるLパーツの向きと揃えます
Oパーツは同じ向きに3つ揃えて貼り合わせます
最後にOパーツのくぼみにL~Nパーツの細い部分をはめ込んで1個のスイッチが完成します
3.組み立て
Cパーツは下敷きの代わりを貼り付けた面が表です
Fパーツは出っ張りのある方を表,平らな方を裏にしてはめます
その上にAパーツをかぶせます
Aパーツをはめ込んだらいったん裏返し,チェックマーク近くの溝にJパーツ,
左側面にIパーツをはめ込みます
Gパーツは空白部分が右にある方が裏面です
正しい向きにはめると(☆1)のFパーツ部分とJパーツ部分と凹凸が合うはずです
その後各面に対応するパーツをはめ込みます
Kパーツは凹みが2つある方向を下向きにしてGパーツに,
凹みが1しかない方向を上向きにしてBパーツにはめます
スイッチは完了時の色を右側に置くように入れます
全てのスイッチを入れ終えたらBパーツを上からはめて完成です
実際に使用する
紙を横5cm×縦12.5cmの大きさに切って上面の隙間部分から差し込みます
ハガキサイズの用紙を縦半分に切ってから,余白部分を切り落とすと良いでしょう
紙を忘れ物チェッカーに入れた状態のままタスクを書き込むことが可能です